柏木瞳一郎中心

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  小話log.4  


■夢のような日々(瞳一郎×大志)

「大志、どうした」
「なぁにがどうしたや!お前がこの土日散々したから、体が痛いんや!」
「気持ち良さから痛さを引いても釣りが出るくらいだろ。それとも計算も出来ないパーになるくらい揺すったのが悪かったか?」



■悲しい出来事(瞳一郎×大志)

「瞳一郎が最近かまってくれへん」
「気持ち悪い関西弁使うな!発音が違うんじゃ!」



■おいしい時間(瞳一郎×大志)

「や…っ。と…瞳一郎!そんなん飲むなや!」
「ごちそうさま」



■月に酔う(瞳一郎×大志)

「こっち向け、大志」



■空を見上げて(瞳一郎×大志)

「お前こそ、こっち向けや」



■なくしたものの大きさを知る(瞳一郎×大志)

「女の子の番号…」
「今週末だったら、お前がどうしてもというなら車を出してやらなくもない」
「え、ほんま?ありがとう、瞳一郎!俺な、ここ、ここ行きたいねん!」
「ただし乗車料払えよ。因みにガソリン代は別料金だ」



■光をおもうトキ(瞳一郎×大志)

「お日さんがもう沈みかけ…って、ぎょええ、もうこんな時間!?」
「…煩いぞ、大志」
「折角の日曜日がお前のせいで丸潰れや!せやし起きてたんやったら、起こせや!一緒に寝てんなや!」
「おいおい、お前の三時間十七分前の行動を覚えてないのか?」
「なんやそれ」
「お前から抱きついてきたんだぞ?」
「わーっわーっ、うーそーやー!」



■りんごあめ(瞳一郎×大志)

「瞳一郎、あれ買って」
「買ってやってもいいが、まず俺にあそこのバカ高い缶ジュースを買え」



■夏の思い出(瞳一郎×大志)

「瞳一郎が溺れてる俺を見て、いくら出す?って訊いてきたこと!」
「ほう、偉いな、大志。バカなお前がそんな些細なことを覚えているなんて、見直したぞ」
「えっ。ほんまに!?ありがとぉ、瞳一郎!」



■新しい風の吹く(瞳一郎×大志)

「瞳一郎!お前ちょっとは俺にやさしい言葉掛けたろとか思わんのか!」
「なんでそんな一銭の得にもならんことをしなくちゃならん。この俺が」
「なんでて。お…俺が、嬉しいからに決まってるからやろ!」
「お前が嬉しくても、俺には一銭の得にもならんぞ」
「キー!」
「大志、暴れるな。つまりお前はどうして欲しいんだ?ん?」
「むかつくっ。俺の言って欲しい言葉とか、わかってんねんやろ」
「大志」
「なんや」
「せいぜい頑張って俺に言わせてみろよ」
「はんっ、みとれや、ボケぇ!絶対言わせたるからな!」



お題配布元:life-style出張所様

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