柏木瞳一郎中心
小話log.2
■帰ろう!(瞳一郎×大志)
「なあなあ、瞳一郎。今日暇?駅前にナンパしに行かん?」
「女は向こうから勝手に寄ってくるから、必要ない」
■雑音の中、君を呼ぶ(瞳一郎×大志、想平)
「あ!瞳一郎!とぉいちろうって!とぉぉいちろおお!」
「おい、大志が呼んでるぜ、瞳一郎」
「ほっとけ。どうせ追ってくる」
■2人並ぶ帰り道(槇×瞳一郎)
「最近野球部の奴等が部費を増やせと煩いんだがな、槇」
「学院長に媚びた某教師が最近いろいろ嗅ぎ回っているんだ、柏木」
「あいつか。後13年の教師生活と老後の貯蓄のことを思い出させてやるか」
「野球部の連中にも、少し注意してやらないとな」
ふたりでにやり。
■つられて笑顔(瞳一郎、音羽)
「わあ。これが大志くんのお部屋の写真ですか。いくらです?」
「一枚5千円」
■ウワサ話(瞳一郎×大志)
「とぉいちぃろおお!おま…っ、おま…っ、お前ぇぇ!霧ヶ峰に何話したんや!俺ホモになってもうてるやないか!!」
「ありのまま話しただけだが?」
「何がありのままや!こんな変態みたいなことやってないわ!」
「誇張しているだけだろう。よくあることだ。それとも、俺とした事実全てをつらつらと書き並べられたいのか?」
「それも嫌や!いやすぎるー!」
■恋愛談義(瞳一郎、槙)
「大切に可愛がっているだけでは退屈だろ。偶には苛めて、泣き顔を見るのも愉しいぞ」
「柏木の場合は常にだろう」
「だから偶に可愛がってやると、簡単に落ちるんだよ」
■時間切れ(瞳一郎×大志)
「大志、起きろ。遅刻するぞ」
「ってえ。って、足どけろや」
「起こしてやっただけでも感謝しろ」
「…お前ホンマ違いすぎるわ」
「優しくして欲しけりゃ、もう一回抱かれるか?」
■寂しくないサヨナラ(伊集院×瞳一郎)
「そんな可愛げのないところも、実に魅力的だね、柏木」
■振り返ったら、君も見てた(瞳一郎×大志)
「な、なんや、人の顔じろじろ見て」
「顔が赤いぞ、大志」
■帰りを待つ人(瞳一郎×大志)
「お前の敗因はそれだ」
「え。なにがや?」
ホモになりたくなきゃ、来なければ良かったのに。
「なあ、何が?」
クックックッ。
お題配布元:spallow様