意味もないことを意味もなくすることに意味があるというのだ
「お前が何か物事を考えるときに、眼を右下に伏せる癖。たまんない」
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隠そうとしても隠しきれないものがある
滑稽だと嘲笑うものが滑稽か
「わはは。お前ってば、結局ぶすりと教皇殺して、挙げ句自殺って!」
「ふん。お前こそ、短絡犯にも程があるだろう!」
「バーカバーカ」
「アホーアホー」
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手探りでぶつかる壁はぶっ壊して
「だからと云ってカノン、ああもうわからんとテレビを殴るのをやめなさい」
「だからって撫でれば点くもんでもないだろ、サガ」
「点いたぞ」
「電化製品まで俺とサガを区別するか。こいつ、ぶっ壊す」
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馬鹿で結構といった大馬鹿者
「あの時に、見栄っ張りで虚勢張らなきゃ良かったのにな、サガ。
そしたらこんな結末じゃなかったのかもしれないぞ。今更遅いけど」
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根も葉もない噂だから信じる
「カノン。海底時代は魚しか食べていないというのは本当か?
兄さん、ちょっと切なくなって、夕食は鶏肉にしてみたぞ」
「うーしーがーいーいー」
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飛べない翼を改造して泳いでみた
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